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メッセージ
Top Message

変化の時代に人・社会・環境の
持続可能な共生と
発展に貢献し続ける企業として、
社員がイキイキと成長できる
会社にしていきます。

世界中で大きな変化が起きている現在において、建設業界にも大きな変革が起きています。そのような状況の中で当社がしっかりと存続していくためには、売り上げ、収益に関する数値目標の達成はもちろんですが、 当社の「中期経営計画2022」で策定した基本方針である「業容拡大と安定した収益を確保する」、「組織改革、人材育成、生産性の向上に取り組む」、「ESG経営・脱炭素・SDGsの取り組みを強化する」、「ステークホルダーとの相互理解を高める」の全ての方針にしっかりと取り組み、事業を進めて行く必要があります。

本年度は、中期経営計画(2022 ~ 2024)の最終年度にあたります。国内外を取り巻く環境は、脱炭素、生物多様性、循環型社会、ウェルビーイング、デジタルトランスフォーメーション等に加え海外情勢の影響を受け、企業の果たすべき社会的責任や求められる発信内容は目まぐるしく変化しています。このような環境の下、持続可能な発展のために、本年度はその最終年度として真価が問われると認識しています。

当社は2021年、「RN THE FUTURE PROJECT」を立ち上げ、2022年4月に『RN サステナビリティ・ブック2022』を発行し、翌2023年にはこれを発展させ『RN サステナビリティ・レポート2023』を発行しています。 また、同年5月にはこれまで社内基準としていた調達方針を「持続可能な人・社会・環境へ」の取り組みとしてより一層推進するため、「サステナブル調達方針」を制定・開示いたしました。この方針には2022年9月に制定・開示した当社「人権方針」の考えも含まれています。本年度は「RN THE FUTURE PROJECT」および中期経営計画の3年目として、今後の持続可能な発展に繋がる重要な年と認識しています。

当社の理念「人の笑顔を第一に考えます。社会ニーズに対して幅広い技術でお応えします。環境との調和を図り自然との共生を推し進めます。」は当社の基軸であり存在意義です。2026年に迎える創業100周年に向けて原点を見つめ直し、今後2030年のSDGs目標年度、2050年の日本が目指すGHG実質排出ゼロの実現に向けた取り組み、さらにその先を目指す姿を考えたとき、会社の基軸としての経営理念「人・社会・環境との共生」やステークホルダー・エンゲージメントをもってウェルビーイングを向上させ、「入りたくなる会社」、「家族からも褒められる会社」になっていきたいと思います。

社員が安心してイキイキと働くことができ、成長できる企業として、持続可能な社会の発展に貢献していきます。関係者の皆様には長年にわたり、当社を支えていただいていることに心より感謝申し上げます。

2024年6月

りんかい日産建設株式会社 代表取締役社長

りんかい日産建設株式会社の代表取締役である永尾秀司の直筆の署名