トップメッセージTop Message

100周年を機に、
「RN建設」という新たな社名へ―。
激動の時代の中、
普遍の経営理念とともに
持続可能な社会の実現に向けて、
私たちは、挑戦します。
2026年は当社にとって大きな節目の年です。
当社は本年5月、創業100周年を迎えるに至りました。これもひとえにステークホルダーの皆様の永年にわたるご支援の賜物と深く感謝申し上げます。また、この4月には社名を「RN建設」に変更しました。「りんかい日産建設」という名前になじみ、そして思い入れのあった方々も多くいらっしゃると思います。そのような方々の思いも継いでいけるよう、Rにはりんかいを、Nには日産の意味を込めRN建設としました。そして、創業100周年を機に社名を新たにすることで、次の100年を目指す新たな一歩を踏み出す準備、READY FOR NEXTという意味も重ねました。
世界は今、激動の時代を迎えております。世界のあらゆる場所で起きている紛争や分断、そして自国第一主義の台頭。2015年に採択されたSDGsも10年が経ち、目標年まで5年を切りましたが、達成状況に目を移すと、残念ながら芳しくありません。
日本に目を転じると少子高齢化や物価高、インフラの老朽化などさまざまな社会課題がある一方で、政府による積極的な財政出動や、17の戦略分野指定など成長を後押しする動きもあります。これらの分野のなかには『造船』も含まれ、「造船ドック建造日本一」を誇る当社にとって、このような流れは非常に大きなチャンスであると考えています。
サステナビリティ分野において本年は大きな変化の年です。排出量取引制度や、SSBJ(サステナビリティ基準委員会)によるサステナビリティ情報開示の一部義務化がスタートしましたし、コーポレートガバナンスコードも5年ぶりに改訂されます。
このような変化が激しく不確かな時代に、私たちはどこを目指して進んでいけばいいのか。その答えは「経営理念」にあると考えています。当社の経営理念である「人の笑顔を第一に考えます。社会ニーズに対して幅広い技術でお応えします。環境との調和を図り自然との共生を推し進めます。」の実現を目指していくことで、私たちは時代の要請に応えることができると考えています。
経営理念を実現するためには、2024年に策定した「長期ビジョン2024()」を実現する必要があります。そしてその長期ビジョンを確かなものにするためには、2025年に策定した「中期経営計画2025」を達成しなければなりません。本年は中期経営計画2025の2年目に当たりますので、長期ビジョンを実現する上での「成長の基盤」を確実に固めていきます。
当社のビジョンや計画にはさまざまな財務目標を掲げており、それらの実現が重要であることは言うまでもありません。一方、それと同時にサステナビリティ目標の実現も大切であると考えています。
ここで最近新たに始めた取り組みの中から2つほど事例を紹介します。まず一つ目としてSBTの認証取得に向けた取り組みです。SBTとは、企業の脱炭素に向けた具体的な目標を定めて第三者機関であるSBTiの認証を取得するというものです。これにより当社が掲げる目標が独自のものではなく科学的根拠に基づいた第三者の認証を得たものとして認知されることになります。
次に生物多様性保全の一環として取り組んでいるのが「フクロウ保護プロジェクト」です。私たちが生活していく上で生物との関わりは切っても切り離せない関係ですし、生物の棲息域で活動する私たち建設業者にとっても非常に重要な取り組みです。自然共生サイトにおけるこの活動を通じてネイチャーポジティブに貢献するとともに、私たち全員が生物多様性の大切さを感じることができる活動をしていきたいと考えています。
会社を支えているのは“人”です。経営理念の「人の笑顔を第一に考えます」、そして長期ビジョン2024ののとおり、皆様が笑顔になる取り組みはもちろん、従業員一人一人が笑顔で働ける環境づくりが非常に重要であると考えています。そのために、従業員のウェルビーイング向上を図る具体的な取り組みも実施しています。また、教育、育成の取り組みもさらに充実させ、これまで行ってきた社内研修の拡充、人事評価制度の刷新に加え、2026年度には研修センター(i Center NARAWA)の設立を予定し、より従業員がイキイキと成長できる環境を整えます。
次の100年を見据えて私たちは動き出しました。持続可能な社会の実現にこれからも貢献してまいりますので新生「RN建設」にご期待ください。
2026年6月
RN建設株式会社 代表取締役社長
